弟子が師について学ぶのは、過去も現在も変りません。
仏教の師と弟子とは、学校や塾では先生と生徒ということになり、会社では部下と上司ということになるのかもしれません。
道元禅師がおっしゃるには、
弟子が教えを聞くときには、よくよくしっかりと聞いて、しかも何度も何度も聞いて、確かなものとすべき。
質問があるのに質問せず、言うことがあるのに言わないのは、自分の損になるのである。
といいます。弟子はわからないことがあれば、何度も師に教えを請うてよいのです
そのかわり師匠のいうことを、しっかり聞くというのも前提となってきますね。
示ニ云ク、学道の人、参師聞法の時、能々窮メて聞キ、重ネて聞イて決定すべし。問フべきを問はず、言ふべきを言はずして過ゴしなば、我ガ損なるべし。
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