2016年12月29日木曜日

納め札のお焚き上げ2

古いお札や古いお位牌などがお焚き上げされました。

檀家、信徒の皆様には年越のご祈祷にて読経いたしました新しいお札を新年にお送りいたします。

また新しいお札は、ご希望の方には千円にてお分けすることも出来ますのでお問い合わせ下さい。



晴天の中、納め札のお焚き上げ

年末恒例の、納め札のお焚き上げが当寺にて行われました。
晴天の中での読経供養でした。
ご参加ありがとうございました。


2016年12月5日月曜日

山門前駐車場

檀信徒専用の無料駐車場のご用意があります。当寺にお参りの方はこちらをご利用ください。
こちらが満車の場合には当寺までお申し出ください。駐車場をご案内いたします。

月極駐車場〔一部檀信徒専用駐車場〕

コインパーキングの奥は月極駐車場です。一般の方のご利用はご遠慮ください。
ただし一部のみ、当寺檀信徒専用臨時駐車場となっております。
山門前駐車場が満車の際などには当寺までお申し出いただき、こちらをご利用ください。

コインパーキング

当寺境内脇にコインパーキングが開設されました。こちらは時間貸の有料駐車場のため駐車料金が発生しますのでご注意ください。

当寺にお参りの方は檀信徒専用の無料駐車場が山門前にありますので、山門前駐車場をこれまで通りご利用ください。

ただし法事の際にご利用の場合には、コインパーキング提携サービス券をお渡し出来ます。
通常のお参りでは提携サービス券はお渡し出来ませんのでご注意ください。

2016年9月29日木曜日

矢向江ヶ崎と戦争

新鶴見小学校のそばにある、史季の郷《しきのさと》を見学しました。
矢向江ヶ崎の歴史を展示している場所です。
今回は特別展示で、
第二次世界大戦の矢向江ヶ崎について展示しています。

11月まで開期が伸びましたので是非お出かけください。
開館中は地域の方がいつもおり、ご案内もしていただけるんですよ。

ご案内いただき、ありがとうございました。
当寺のことに思いをはせれば、檀家さんにも兵士として亡くなっている方もおり、どこで亡くなったか記録も残っております。
そして、家に焼夷弾を落とされ家が燃えた方もおります。
日本は国としてみれば加害者であり、また被害者でもありますが、一人一人の人間としてみれば、皆、戦争という時代や国家に振り回された犠牲者でしょう。

我々曹洞宗の僧侶は、いつも夏のお施餓鬼などの法要では、必ず、万国戦死病歿者諸精霊と祈ります。
それは日本国だけで無くあらゆる国にあらゆる立場の、そしてあらゆる時代に悲しむべき多くの霊がいるということなのです。

過ちを繰り返さないためにも、戦争で、何が起きたかを記録し記憶しその死を忘れないこと、思いを馳せることが大事なのでは無いでしょうか。
良い機会をいただきました。

動物供養塔(ペット供養墓)

ペット供養墓も同時並行して建立致しました。
宗教不問で檀家になる必要はありません。
愛らしいペットのお墓ですので、あまり大きくすぎず、威圧感の無いかわいらしく温かみのある塔です。

塔の中の棚でお骨もお預かりできます。
塔の中に合祀もできます《散骨して土にお還りいただけます》。
詳しくはご見学ください。

9月16日無事完成です

9月16日お彼岸直前についに供養塔が完成です。
お披露目はまだなので、いまはビニールで幕をかけています。
ビニールを、かける前の工事中の姿を少しだけお見せします😃
小雨が時折降ったり止んだりはっきりしない天気の中の設置でした。
ありがとうございました。

供養塔工事

先行して8月には愛知県の工場で供養塔が組立られました。
見学させていただきありがとうございました。



2016年9月16日金曜日

基礎完成

その後、9月第1週目に旧、三界万霊塔の解体も終わり、跡地に基礎を組み直し、永代供養塔としての改修が進みます。

三界万霊塔内のお骨も取り出しました

古い塔内に埋葬されていたお骨壺も回収しました。土に還ったり、かえりかけのお骨もありました。
これらの仏様も引き続き供養塔に合祀しお祀りし、同じ場所で土にお還りお眠りいただきます。



三界万霊塔の解体と抜魂のご報告

夏のお施餓鬼にて皆様にお話しさせていただいておりました通り、これまで墓地の入り口にあり、これまで皆様にお参りいただいておりました、三界万霊塔ですが、このたび永代供養塔として改修することとしました。
お墓の無いかたなどのご遺骨をこれまで長く埋葬し、お参りいただいてきた
三界万霊塔で、今度の永代供養塔も同じようにお墓の無い方をお祀りする役割ですが、時代に合わせて装いを変えて、永代供養塔とすることになりました。
これまでのお参りいただいた思いを絶やさないように、と、三界万霊塔と同じ場所に設置します。

解体にあたり、8月30日に抜魂の法要を行いました。一度魂をお墓からお移りいただく法要です。


2016年8月24日水曜日

幸せ地蔵

この度、寿徳寺山門に可愛いらしいお地蔵様が建立されます。
お楽しみに。

熊本地震被災の文化財所蔵寺院への寄付

文化財指定を受けている大慈寺に熊本地震にて大きな被害が出ました。
市民の生活再建の後あるいは並行して、文化財復興も必要です。
一方では熊本城再建には大きな注目が集まりますが、その他のテレビでは報道されない文化財所有の寺社仏閣にも同じく大きな被害がありました。
住職も若い頃に文化財調査で訪れたこともある大刹であり、また最近もご縁がありましたので僅かながらではございますが御寄附申し上げました。
1日も早い熊本の皆様の復興をお祈り致します。


2016年8月3日水曜日

能登地震の寄付感謝状

総持寺様より感謝状をいただきました。

鶴見川灯籠流し

今年も7月末の鶴見川盆供養灯籠流しにて鶴見区の他の様々な宗派の方とともに読経してまいりました。
主催は婦人会の方々です。毎年、準備も大変なようです。合掌。

毎年、当寺で葬儀をつとめさせていただきました新盆の方の灯籠は必ず供養しています。
全てのご遺族の方に変わり、当寺で灯籠を求め、新盆供養させていただいています。
写真は準備中の写真です。暗くなる頃に灯籠に明かりがともされ、読経が始まります。

2016年7月29日金曜日

おせがき

おかげ様で、今年もお盆とおせがきの行事を無事終えることが出来ました。

ありがとうございました。

関東は梅雨も明け、これから夏本番です。熱中症にお気をつけてお過ごし下さい😊


2016年7月23日土曜日

江ヶ崎村 第六天像 発見

かつて江ヶ崎には第六天という祠が祀られていましたが、今はありません。

当寺の古文書を調べていたところ、明治45年1月21日に作られた「寿徳寺什物校割帳」に、後から鉛筆で加筆されて「第六天像」とあるのが見つかりました。
加筆したのは「仙英代」とあり、大正から昭和初めの住職です。明治45年には無かった第六天像が、それからしばらくの間に当寺に祀られたことがわかります。

いま急いで本堂をみてみると、実際にこの御神像は、今日も当寺にて荼枳尼天(稲荷神)と一緒に祀られていることがわかりました。

見てみると、ご神像は本当に素朴なものです。
仏像や神像発見というと、なんとか鑑定団のせいで、ありますが、このお像は本当に素朴であり、美術史的価値や金銭的価値はありません。
しかし、地域の文化と信仰にとってみれば、地域を離れず当寺にある限り、大変貴重なものと考えられます。

明治政府の神仏分離や、神社合祀令を免れた第六天像。
祠自体は廃止されても、御神像だけは残っており、今日でもひっそりと稲荷神とともに厨子に入れられ、当寺に残っていたと思われます。
祠は廃止となっても、御神像だけは棄てられ無かった。
そして、江戸時代以前と同じ、神仏習合、神仏一体という昔ながらの変わらぬ祭祀を受けていた第六天像。
この事自体が、ありがたいことです。
江戸時代からのありがたい御神像ですので何かの折に御開帳したいと思います。

2016年6月10日金曜日

お線香運びです

有志の方に当寺と相談の上あげていただきました。皆さまどうぞお使いください。

2016年5月15日日曜日

羅漢石の銘文

羅漢石には、

    弘化丁未年
奉納 羅漢石
      下平間村
    施主 油屋平治良

と刻まれています。

羅漢石

先日、当寺の石庭に、江戸時代の羅漢石を安置していただきました。
本当にありがたいことです。

これまでは当寺本堂の裏側に人知れず埋まっていたものです。

この羅漢石は、幕末に下平間村の油屋さんが奉納したものです。何故羅漢石というかわかりませんが、おそらく羅漢堂前に奉納したものかもしれません。

昔、当寺の境内には羅漢堂がありました。
そこには立派な木像の羅漢様が祀られていました。

江戸時代建立の羅漢堂ですが、時を経て近代を迎え、もうその頃には羅漢堂は朽ちてしまいました。せめて大事な羅漢様だけは新宿区の曹洞宗長光寺へと引き取られていったそうです。その後、新宿は空襲に遭いましたので、もう羅漢様も残っていないでしょう。

唯一、幕末に奉納されたこの羅漢石が当時を伝えてくれています。

そんな江戸時代に奉納された羅漢石。
大人2人がかりで運ぶのがやっとです。
この石は当寺では力石ともいい伝えられてきました。江戸時代は力自慢が自分が持ち上げた大石を力石として奉納することがありました。
羅漢堂前に奉納した力石だったと思われます。

そんな羅漢石、お祈りして手をあわせることが出来るようになりました。

そもそも、羅漢様はお釈迦様の立派なお弟子さんたちで、頭の良い方、美男の方、などそれぞれが個性派揃いですが、いずれも立派な方がたであったと伝えられています。

お参りすると、羅漢石から力をもらえるような、清々しい気持がします。
ぜひお参りください😄

新たな芽が

初夏を迎え、百日紅(さるすべり)の老木からも新たな芽が出てきました。


2016年5月9日月曜日

四つ目がき

四つ目垣を竹にて新たにしていただきました。
青竹が美しいですね。
気分一新です。

寿徳寺花便り4月下旬〜5月上旬

ツツジとあやめ の共演です。
美しい花を咲かせ、当寺の石庭に色を添えてくれます。
綺麗ですね。

2016年4月26日火曜日

寿徳寺 花便り4月中旬

ツツジが咲きます

薄紫のツツジと白のツツジが綺麗です。
いまは花の時期も終わりかけです。

2016年4月12日火曜日

いただきました

古文書調査でうかがった御寺院様からいただきました。
この本を読むと、日本の人口減少と地方の過疎化という問題にさらされながら、懸命に奮闘する地方の小規模寺院の姿が目に浮かびます。

2016年4月9日土曜日

花祭り

4月8日はお釈迦様のお誕生日です。
甘茶とお菓子を用意して参拝の方をお迎えいたしました。
20人程度の方に甘茶を飲んでいただきました。
甘茶はアトピーや皮膚炎、糖尿などに効能があるそうです😃
参拝いただきました方ありがとうございました。

2016年4月6日水曜日

古いお宅の取り壊し

昨日は、お宅の取り壊し前のお経でした。
お米、塩、お酒を撒いて仏さま、お宅の家宅神と、ご先祖に報恩感謝のお経でした。

お経は般若心経、お米をまきながらリョウゴンシンシュというお経を唱えました。






寿徳寺 花便り4月

桜が咲きました

毎年咲き毎年散る
花びらという命。
そこに日本人は諸行無常を見ます。



去年の花びらと同じように見えて実は違う、花びらの命。違うのだけれどもなんども繰り返す。花びらの命。

そこに人は、輪廻する命を見るのです。

桜は日本人にとって人生を象徴する花ではないでしょうか。

寿徳寺 花便り4月シャクナゲ

花は美しいですが一輪だけで咲くのではありません。皆とともに咲く、それぞれの花。卒業そして新入の季節です。

2016年3月22日火曜日

お彼岸のお参り

今年は3月の17日から23日がお彼岸です。

ズラリとお墓のほとんどにお花がお供えされているのを見ますと、多くの方が亡き人ご先祖様にご挨拶に来られ、今日のこの命に感謝の念を伝えられたようです。
花と御線香の香りに心が安らぐお彼岸です。
お彼岸の中日でもある春分は国民の祝日となっており、自然をたたえ生物をいつくしむ日になっております。

お彼岸には、生きとし生ける命、今日を生けるこの命をもたらしていただいた仏様、ご先祖様に感謝することが大事でありましょう。合掌。

2016年3月1日火曜日

梅開早春

梅開早春。

という言葉があります。

梅は早春に開く、と読みます。
梅は春に咲く、ということです。

当たり前のことです。


ですが、道元禅師は、

梅は早春を開くと読みます。

禅の世界では、

梅が咲いたから春となる

と考えます。


気象予報士が春といった。春になった、だから梅が咲いたではないのです。人間が頭のなかで考えた春と名前を付けた概念が先にあるのではありません。

禅では、梅が咲いて、それがあちこちで起これば春がやってくる。
春という概念が先に来るわけではなく、梅の一つ一つが咲いたという具体的な一つの現象があり、それがあちらこちらで春という大きな現象となり概念となる。

ひとつの梅が咲くという事実、生命にまず重きを置き、春という大きな生命の動きを知る。

禅の真髄でしょう。

我々の一人一人の命を梅とすれば、それが社会にどう関わるのか。

大きな春という生命を作るのは梅という、ひとつひとつの命なのです。

毎年やってくる春という大きな生命の芽吹きの季節。
それをもたらすのは取り替えのきかないひとつの梅であり我々一人一人のかけがえのない命なのです。


2016年2月26日金曜日

結婚式

大学院の後輩の結婚式にいってきました。末長くお幸せに!
新郎の主賓の挨拶はお坊さん、新婦の側の挨拶はキリスト教の園長先生という不思議なご縁のある結婚式でした。笑。



さて、大きなお庭が大変に綺麗な会場でした。
当寺の庭の参考にしたいと写真を色々撮ってきました。
しかし会場の庭が大きすぎ、当寺の庭と面積が違いすぎるので参考になるかはわかりません。笑。

色々と勉強になりましたので、境内に
活かせるところは活かしていきたいと思います!


古文書、古典籍調査

今日は鎌倉にて古文書、古典籍など古い文化財の調査でした。
こうした文化財保護には大変な費用がかかります。でも、後世に貴重な文化を伝えたいですよね。




2016年2月21日日曜日

修行最後の日

鶴見の大本山総持寺に修行していたお坊さんを迎えに総持寺まできました。
知り合いの弟さんが修行を終えたのです。修行生活を終え下山の日です。

このあと、寿徳寺にきて下山の挨拶をしてくださいました。

さて、お別れの日、本山ではこのように山門前まで見送り、皆でお別れをします。

山門をくぐり山を下りたらもう「修行僧」ではありません。
それぞれの道を行くのです。

この日は私が修行した福井県の大本山永平寺の仲間とも再会し昔を懐かしみ
ました。皆、一生懸命それぞれの道を歩んでいました。

2016年2月14日日曜日

寿徳寺 花便り 2月

紅白の梅が一本ずつ咲いてます。
それぞれ美しく、紅白で縁起がいいですね。
皆様に幸あらんことを。
今日も法事でお寺にお越しの方がございます。
お墓まいりの方も寒いですのでお参りは気をつけてお越しください。

寿徳寺 花便り2月

今朝は風が非常に強いですね。
夜も、雨戸や寺の壁にぶつかる風雨の音が凄まじく、ガタガタ、ガタガタ、ドーン、ドーンとうるさく音を一晩中立てており寝付けませんでした。
朝、梅の花は散ってしまったかな、と庭を見てみると、散った花もあれど、まだ風雨に耐えて、美しい花を咲かせておりました。

こうして寒さや時に雪などに耐えて美しい花を咲かす梅を禅寺では古来めでており、道元禅師も特に、梅の花を好んでおりました。
梅の様子を、修行生活ひいては人生に重ねて見てきたのです。



2016年1月18日月曜日

雪中の寺

雪の中の当寺です。
今年も雪模様となりました。
雨が降ったので、溶け始めていましたが、まだ朝は雪が残ってました。

道元禅師も「春は花。夏ほととぎす。秋は月。冬雪さえて、すずしかりけり」とおっしゃっています。

雪も日本の美しい風景の一つですね。

この冬の寒さを、すずしかりけり、と表現される道元禅師。
やはりすごいなあと、思います。

我々、凡夫はあー寒い寒いしか考えられませんよね。

写真を撮ったあと、道路の雪かきをしたら1年前に買ったプラスチック製の雪かき用のスコップが重みで壊れてしまいました‥悲しい。

2016年1月10日日曜日

当寺 墓地(新鶴見浄苑)の百日紅

秋には百日紅が薄紅色の花を咲かせます。

お盆の灯籠供養

鶴見川で毎年夏に行われる川施餓鬼の様子。
当寺にご縁がある新盆の方は、当寺の法要のみでなくこちらでも灯籠供養していますよ。参加希望の方はお問い合わせください。

ブログが携帯電話から投稿できるようになりました

昨年はなかなか更新できなかったのですが、
ブログ記事を携帯電話から投稿できるようになったので、記事をすぐに書けるようになりました。
溜まっていた記事をどんどん投稿していきます。

当寺の納骨堂(預骨堂)

横浜川崎近隣の方で納骨先が未定の方は、ぜひご利用ください。


すべては無縁仏を出さないように、という思いからの本堂内の施設です。

一度ご検討ください。

檀家になる必要はありません。


《使用料1万円です。別途、年間管理費1万円》。

納骨堂利用者は、鶴見区川崎市の方のご利用が多いです。近くだから安心ということです。矢向江ヶ崎町の納骨堂利用者がやはり一番多いです。昨年は2家の方のご供養をさせていただきました。あと4基空きがあります。