2017年10月28日土曜日

ご戒名のご説明

当寺がつとめます通夜葬儀では毎回、ご戒名のご説明を必ずさせていただいております。
個人様の生前のお名前を入れることと、ご性格がわかる漢字を入れることを心がけております。ご職業がわかる漢字を使うこともあります。

生前のお名前よりもその人らしいお名前を心がけております。何故ならば…何十年かたてばその人を知る人はこの世からいなくなります。
会ったことの無い子孫でも、子孫が墓石に彫ってある生前のお名前とご戒名の漢字両方を見たとき、ひいおじいちゃんはこういう人だったのかな、ひいおばあちゃんはこういう人だったのかな、と、少しでもいいので、よりその人らしい生き方が、伝わる戒名わかる戒名であれば良いなと思っています。


結婚式

今月は、永平寺修行時代に同じ釜の飯を食べた仲間の結婚式に出席しました。
観光地のお寺です。
奥様は、これから観光のお世話だけではなく、同居生活の家庭や、僧侶が法事や通夜葬儀に出かけている間の一切の管理、留守も任されるわけですから、お寺の屋台骨も支えなければなりません。
本当に大変だと思いますが、全く嫌なそぶりもなく、奥様のご実家の方も心から喜んでいらっしゃるようでした。奥様も大変優しそうな方でした。また、どんな時にも支えてくれる新郎の優しい人柄が奥様のご実家にも伝わっていると思います。

末永くお幸せに!


当寺の客殿の控室

法事の控室も、儀式を行う本堂も、当寺では、椅子も完備して皆様をお迎えしております。
雨の日の法事でも安心して行えます。

2017年10月11日水曜日

お通夜の時間

お通夜の時間は何時からでしょうか。
一般には夏が6時半、冬が6時からが多いようです。お仕事終わりに参列できるからと、通夜だから暗くなってから、という理由なようです。

ちなみに曹洞宗寺院での毎日の晩のお勤めのお経、晩課は永平寺では4時か4時半でした。
総持寺では聞くところによると晩課は2時くらいの場合もあるようです。
ですので、理論上では、2時や3時頃から行ってもよいのでしょうが、なかなかそういうケースはすくないようです。
早くとも4時から、遅くとも7時開式がお通夜の時間となるでしょうか。
最近では家族葬が増え仕事終わりの会社関係の参列は減りましたが、6時か6時半が一番、一般的な時間になるようです。