2017年11月21日火曜日

動物合同法要開催


11月19日、動物合同法要を開催しました。
当寺では第一回の動物合同供養法要でしたが、皆様にお集まりいただき、晴天の中、無事におこなわれました。
住職の法話は当寺の歴史、日本史の中での猫と犬の位置付けと価値観の変化、および日本仏教における動物の命と救い〈成仏〉についてでした。

続いて副住職より、昨今の横浜、川崎といった当寺近隣地域で行われ始めている猫の保護活動のご紹介をさせていただきました。
そして引き続き法要が行われました。
在りし日に思いを馳せ目に涙をする方も。最後にお塔婆を受け取り、墓前に皆様で供えていただき、法要は終了です。

最後に少しお茶などを召し上がっていただき、飼っていたワンちゃん猫ちゃんに関するとっても不思議な話を飼い主の皆様から聞かせていただきました。仏様の導きとしか思えないことも。

きっと飼い主の皆様のもとに、その動物達が来て、最後をそこで終えたのはきっと意味のあることできっと幸せなことだったのだなあ、と思えました。







2017年11月16日木曜日

11月は新潟へ

今年もこの時期、新潟のお寺へ古文書の整理へ行きました。
年に数回古文書の整理で伺わせていただいているお寺です。お宿には可愛い猫が。つい写真を一枚。

宿で調査員の皆でテレビを見ている時に流れてきたのは新潟の地域猫の話。

これまで新潟では猫は殺処分されていたが、殺処分ではなく、捕まえて去勢することにより、地域で見守りながら徐々に数を減らそうという取り組みのためのシンポジウムが開かれたとのニュース。

地域猫活動は、去年は横浜市の当寺の近隣や、今年は川崎市の隣町でも動き出したと聞いています。
首都圏だけでなく全国的な広がりを期待しています。