道元禅師がおっしゃるに、
道を学ぶ人は、 もし悟りを得ても、「極めた」と思って道を行うのをやめてはいけない。道にきわまりは無い。
悟っても、なお行道しなければならないのだ。
これが仏道を究める人の心構えというのです。
では、この教えは、世俗を生きる人には関係無いことなのでしょうか。
私はそうではないと思います。
相田みつを氏にこういう言葉があります。
一生勉強 一生青春
と。 相田みつを氏は、生涯、道元禅師の『正法眼蔵』を座右の書にしていましたが、
この言葉は、道元禅師の教えとどこか通じるところがあるのではないでしょうか。
一生勉強 一生青春。
学道の人、若し悟を得ても、今は至極と思ウて行道を罷ル事なかれ。道は無窮なり。さとりてもなほ行道すべし。(『『正法眼蔵随聞記』長円寺本、巻一)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お寺のブログ
横浜市鶴見区江ヶ崎町寿徳寺 横浜市の平坦平地墓地 寿徳寺公式サイトはこちら
0 件のコメント:
コメントを投稿